Bリーグ２シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ＆アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います！
今回は、昨シーズン勝率リーグ8位 大阪エヴェッサ
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
【全選手アベレージスタッツ】
所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。（非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です）
※eFG% 実質フィールドゴール％と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ
※TS% フリースローの決定率も考慮した、１本のシュート当たり１点以上を獲得する確率
※PER 出場１分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください
大阪エヴェッサ在籍選手アベレージスタッツ(エクセルリンク)
チーム平均
3pt平均 27.44%
2pt平均 41.63%
FT平均 63.03%
eFG平均 49.16%
TS平均 51.91%
PER平均 13.72
【昨シーズンチームスタッツ】
PTS 74.7(リーグ14位)
3FGM 7.86(リーグ6位)
3FGA 21.98
3FG% 35.78%(リーグ3位)
2FGM 19.83(リーグ17位)
2FGA 43.56
2FG% 45.52%(リーグ16位)
FTM 11.43
FTA 15.98(リーグ12位)
FT% 71.53%(リーグ11位)
OR 12.05
DR 26.916
TR 38.96(リーグ6位)
TO 12.55 (リーグ14位)
AS 12.6(リーグ12位)
ST 6.61(リーグ7位)
EFF 82.18(リーグ12位)
FT獲得率 24.38%(リーグ13位)
OppFT獲得率 25.34%(リーグ11位)
eFG% 51.50% (リーグ14位)
OppeFG% 49.13%(リーグ8位)
OR% 30.29%(リーグ8位)
DR% 70.19%(リーグ10位)
OFFRTG 87.90(リーグ15位)
DFFRTG 90.33(リーグ9位)
TORtg 14.76(リーグ15位)
TS% 51.57%(リーグ13位)
PACE 72.92(リーグ10位)
AST% 36.49%(リーグ12位)
TO% 14.74%(リーグ15位)
OppTO% 14.40%(リーグ5位)
POSESSION 84.97(リーグ5位)
【超個人的注目選手】
根来 新之助
オンザコート1の時間帯にはPFのポジションをこなす選手でありながら、リーグ5指に入る3pt決定率41.2%を記録。
ハイポストフラッシュからボールを受けた後のキレの有るスピンムーブが特徴で、ピボットフットを変えながらゴールへアタックしていきます。
フレアやバックなどオフボールスクリーンが上手く、リムアタックやオープン3を数多く演出します。
【超個人的総評】
昨季はリーグ有数のフロントコート陣を擁し、数多のバリエーションを持つHornsセットオフェンスを多用し効率よく得点。
さらにはそのフロントコートによるピンチポストから3pt戦略(決定率リーグ3位)でポストシーズンまで後一歩まで迫った大阪エヴェッサ。
今季は外国籍選手を総入れ替え含め7名の選手を加えた新チーム体勢を作っています。
日本国籍選手では中でも外でも万能に活躍でき、DF効率性が特に高い(DRtg97pts)栃木の2ndユニット熊谷選手を獲得。
外国籍選手は、昨シーズン途中から東京で活躍したディフェンシブセンター、プレイステッド選手が加入。
さらに、NBA140試合に出場経験があり、キャリアスタッツではeFG61% Ortg99ptsと超オフェンシブなインサイド選手であるグレッグ・スミス選手をフィリピンリーグから獲得。
スミス選手はハイポストを主戦場とする選手で、DFと正対しドライブ→ランニングステップからゴールに飛び込むプレーが非常に上手く、ローポストではショートフックを得意とします。
最後に26歳の若手で元UCLAのデイビットウェア選手をスペインリーグから獲得。
サクラメントキングスでのプレイ経験もある元NBA選手で、3ptシュートを得意とするビッグマンです。
エントリーポジションこそハイポストですが、スクリーン→ポップを繰り返し3ptライン上でキャッチアップするシーンが多く見られます。
ドライブと3ptが得意な選手が国籍を問わず揃っており、恐らく今季のOKCのような4out1in型オフェンスを多く使ってくると思います。
昨季は最後の最後で逃してしまったポストシーズンを獲りに、新チームで望みます。
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