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【数字で見るBリーグ】19−20前半戦終了琉球ゴールデンキングスを分析してみた

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【スタッツ分析】

■リバウンドを制するものがゲームを制する!今年の琉球はリバウンドチームだ!

オフェンス、ディフェンス共にリーグ1位の獲得率を誇り、平均2桁のクーリー選手を始めブルックス,満原選手も平均5本、バックコートも田代、並里選手が平均3本とリバウンドの意識が高くセカンドチャンスによる得点割合もリーグ2位伴ってフリースローによる得点割合もリーグ4位と確実に得点に結びついています。

■振り切った戦略で攻撃効率急上昇!

佐々HCから藤田HCに引き継がれ基本的な戦略は変わらないものの、藤田HCはクーリー選手とガード陣の突破力というストロングポイントをより強調した戦略を取っています。リバウンドを取ったクーリー選手がしっかりインサイドに陣取ってから始まるハーフコートオフェンスが増え、その結果8連勝中にはORtg(攻撃効率性指標)が120,130,140といったNBAレベルの数値を叩き出し、リーグ1位の攻撃力を持つチームに変貌しました。忘れてならない事は、ペイントアタックからキックアウト然り、アタックに見せかけたプルアップなど、3pt試投の多さ(リーグ5位)と決定率の高さ(34%)です。藤田HCになり若干減少傾向にあるものの岸本,田代,ブルックス選手の遠距離砲は好調です

■対琉球戦は、速攻と3ptで攻略!

琉球はリーグで最もスローペースなチームです。琉球の土俵に上がる事は得策では無くペースアップが重要です。実際に相手の速攻が得点の20%を超えたゲームは4敗しています。しかし今季の琉球はリーグで3番目にTOVが少ないチームなので、琉球からDRを奪い速攻に移らなければならない点は留意が必要です。

もうひとつの攻略ポイントは平均して35%の高確率で決められている3ptです。こちらも相手の3ptによる得点割合が30%を超えた試合で敗戦する傾向があり、上記速攻の割合15% 3pt得点割合30%が目指すべきスタッツになります。

PnRに対するDFは、オーソドックスなオーバー&ドロップでクーリー選手が下がりながら守りつつ2on1になった際のヘルプDFはもう1人のビッグマンが入りたがる傾向が強いため、PFの選手がストレッチする事でピックの成功率が変わるでしょう

続きます

コメント

  1. wuma より:

    こんにちは。キングスファンです。ためになる記事をありがとうございます。
    今度、HCが代わり戦術がどう変化したのかやって欲しいです。特にディフェンスシステムが気になります。
    よろしくお願いします。

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