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【数字で見るBリーグ】17-18シーズン開幕直前!川崎ブレイブサンダースを分析してみた

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Bリーグ2シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!

今回は、昨シーズンの準優勝チーム

【全選手アベレージスタッツ】

所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。(非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です)
※eFG%  実質フィールドゴール%と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ
※TS%  フリースローの決定率も考慮した、1本のシュート当たり1点以上を獲得する確率
※PER  出場1分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください

川崎ブレイブサンダース在籍選手アベレージスタッツ(エクセルリンク)

 

チーム平均
3pt平均 39.17%
2pt平均 45.78%
FT平均 76.24%
eFG平均 49.48%
TS平均 52.59%
PER平均 14.82

【昨シーズンチームスタッツ】

PTS 84.28 (リーグ1位)
3FGM 7.30 (リーグ8位)
3FGA 19.86
3FG% 36.74%(リーグ2位)
2FGM 24.20 (リーグ3位)
2FGA 45.18
2FG% 53.56%(リーグ1位)
FTM 13.98
FTA 18.5(リーグ1位)
FT% 75.59%(リーグ5位)
OR 11.35
DR  28.5
TR    39.85(リーグ3位)
TO 11.43(リーグ6位)
AS 17.71(リーグ1位)
ST 5.8(リーグ13位)
EFF    100.23(リーグ1位)
FT獲得率 28.44%(リーグ1位)
OppFT獲得率 21.20%(リーグ1位)
eFG% 54.04%(リーグ1位)
OppeFG% 49.44%(リーグ11位)
OR% 31.753%(リーグ5位)
DR%      73.409%(リーグ3位)
OFFRTG 99.82(リーグ1位)
DFFRTG 90.16(リーグ8位)
TORtg 13.54(リーグ6位)
TS% 57.72%(リーグ1位)
PACE 73.08(リーグ8位)
AST% 44.90%(リーグ2位)
TO% 13.52%(リーグ6位)
OppTO%    13.52%(リーグ12位)
POSESSION    84.44(リーグ9位)

【超個人的注目選手】

藤井 祐眞

2ndユニットとして出場をすることが多い選手ですがしっかりPT20minを確保。
7.8pts 2.8reb 2.5ast 3FG40% FT81% と全てにおいて高水準でバランスが取れており、オフェンス効率性(ORtg)は96.95ptsと辻篠山両選手を上回る数値で、出場1分当たりの効率性(PER)においても日本国籍チームNo1。
さらにはディフェンスにおいてもハーフアームのハードディフェンスで流れを変える力を持っています。

【超個人的総評】

昨シーズンは、辻・篠山日本代表バックコートとリーグ最強のオフェンス能力を持つMVPファジーカス選手&リーグNo1の2ptFG%(68.5%)を誇るスパングラー選手とのピック&ロールでリーグを席巻しNo1勝率を誇った川崎ブレイブサンダース。
オフシーズンには、日本人ビッグマン永吉選手、晴山選手が京都へ、帰化選手のママドゥ選手の引退。スパングラー選手が離脱。
新たに
福岡から2年目の小沢選手。
拓殖大から、一昨年のインカレ得点王、3pt王、リバウンド王と大暴れした期待の新人ジョフバンバ選手。
島根から平均ダブル・ダブル、eFG% TS%共に60%超え、特筆すべきはDRtg74.8ptsという数値の入力ミスを疑うほどのディフェンス効率性を誇る脅威のビッグマン、ジョシュ・デービス選手が加入。

スパングラー選手の離脱によるオフェンス能力低下を充分に補うことができる補強と、昨シーズンの中心選手をしっかり残した形で今シーズンを迎えます。

 

オフェンスにおいては、昨シーズンと同様に最強のピック&ロールを主軸に据えた戦術を取ってくることと思いますが、昨シーズンとの明確な違いはディフェンスです。
川崎の唯一の弱点は、リーグ中位〜下位のディフェンスにありました
(対戦相手の実質シュート決定率はリーグ11位、ディフェンス効率性はリーグ8位)。
特にインサイドのディフェンスに難があり、ファジーカス選手がディフェンスに体力を割いてしまったゲームについて黒星が多く見受けられました。
今回はそこを非常に意識した補強を行っており、デービス選手のが如何に相手インサイドを押さえ込めるかがいいオフェンスを作る分かれ目と言えるでしょう。

昨季に続きオフェンス能力には申し分なく新加入の外国籍選手達のディフェンスケミストリー醸成が王座獲得の大きな鍵になるでしょう。

 

 

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